2010-12-10 Fri
「魅惑の肢体ディアドラ」「勇者の付き人マノス」兵種:槍 コスト:2 戦:3 DEF:+2
・このユニットが中立地帯にいる場合、このユニット以外の味方ユニットはATC+2
中立にいると味方のユニットを強化する効果を持っています
同じ効果を持ったユニットには「旗持ちアックス兵」がいますね
このユニットは槍兵ですが、ATKに関わる珍しい効果です
槍兵は基本的にDEFに優れており、逆にATKにはほぼ縁の無い兵種です
その為、相手の攻撃を受ける事がメインであり、あまりどんどん進軍していくタイプではありません
今の環境だとスクラムの他にも強化手段は増えたため、一概にATKに縁が無いとは言い切れませんし、さりげなく高い戦闘力を持っていますが、一応は防御向きです
ATKを増強する効果は多くありますが、全体を強化するという効果は珍しいです
それも常に+2にされるので、中立地帯を維持出来れば非常に強力です
コスト1槍兵であっても最低攻撃力が3になりますし、ユニットによっては4になります
攻撃力4というのは槍兵以外の殆どのユニットを落とせて生き残る値であり、これを維持できるとあればやはり強いです
勿論このユニットの効果範囲は槍兵に限ったことでありません
元々戦闘力に優れた剣兵はあらゆるものに恐れなくなりますし、斧兵は殆どのユニットが突貫級のATKを得ます
弓兵がATKを持つ意味がありませんが、タッチで入れた弓兵が戦力となるのも魅力でしょう
ステータスに恵まれない騎兵も、ATKが+2されれば圧倒的攻撃力を誇るようになります
兵種強化英雄である「スタリオン」と同じ増強ですが、コスト的な面と配置の手間等の差異がありますね
槍兵という兵種は恵まれた兵種で、色々出来ます
槍単、斧槍にしたり、剣斧槍のコンビデッキ、というように槍兵要因として優秀です
「旗持ちアックス兵」との相違はATKが無い代わりに防御が優れていること
このユニットは進軍がメインというより、中立に立ち続ける事がメインです
つまり、防御が優れていたほうがやられにくく、「旗持ちアックス兵」よりはるかに維持しやすいのです
戦闘力は3なので、「クロスボウ兵」は脅威ですが、それ以外はあまり恐ろしくありません
そして中立を維持することがメインのこのユニットですが、さりげなく「強行軍」出来ます
器用ですね
同じ効果で別カードがあるので、これらは両方積込む事が出来ます
「現地の案内人」や、中立と相性のいい「レイダ」等と組み込んでいけばATK大強化デッキも割と出来ます
他の強化ユニットで中立を押さえ込めばこのユニットも強化されるので、圧倒的な圧迫感を与えられます
中立を離れてしまうと強化は出来なくなってしまいますが、臨機応変に動くことで相手の計算を狂わせられることもあります
個人的評価は8点
使うと割と安定して使えるいいユニットです
目の保養にもなります
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